サル

先日、梅のシーズンということもあり、天白区にある名古屋市農業センターで開催されている「梅まつり」に行ってきました。

会場では様々なイベントが行われており、その中でも特に「猿回し」に多くの人が集まっていました。

二足歩行で動き回る姿や自分の体以上に高くジャンプする様子に終始癒されていましたが、ニホンザルの保護に関する深刻な状況もあるみたいです。

野性のニホンザルは年間約2万頭が殺処分されているそうです。

これは人間が山を切り開く際に、その山を住処にしていたニホンザルを有害鳥獣として位置付けて殺処分しているとのことです。

便利さを求めてきた人間が山を切り開き、その結果、住処を追われたニホンザルが「害獣」と呼ばれてしまう現実。

果たして本当に“害”なのでしょうか。

人と自然の境界線が曖昧になった今、問題はサルだけにあるのではなく、人間の暮らし方そのものにもあるのではないかと改めて感じました。

癒しを与えてくれたあの二足歩行の姿の裏側にある現実。
笑顔の時間があったからこそ、その命について少しでも考えるきっかけになればと思います。

oze

目次