ピアス

娘の高校卒業式の夜。妻と娘に呼ばれて洗面所へ行ってみると、鏡の前で娘が「ピアス開けてほしい」とのこと。

思えば、クリスマスに私がピアッサーをプレゼントしたのですが、「卒業した日の記念に!」ということで。

友達に頼む予定が「怖いからやっぱ嫌」と断られ、妻にも「ヤダ怖い」と断られ、自分に役が回ってきたらしいです。

若干、ビビりながらも両耳無事開け終えたのですが、同時に自分がピアスを開けた時のことを思い出しました。

男のピアスは、当時でも特に珍しくはなかったのですが、何気なく「ピアス開ける」と話した時、ゴリゴリ昭和男の親父は「怒る」というより「情けない」という態度でした。

結局そんな事がきっかけで親への反発がピークに達した私は、実家を出て、一人暮らしを始めました。

今思えば、あの一件がなければ一人暮らしを経験することもなかったなーと思います。

自分の時は大問題となったのに、時を経て、進んで娘のピアスを開けることになるというめぐり合わせが、何とも変な感じです。

クリエイティ部

T_Ando

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